毛皮の構造

毛皮は文字通り「毛」と「皮」から成り立っています。

そして毛皮にとって重要な毛の部分は「刺し毛」と「綿毛」から構成されます。

 

刺し毛は艶があって美しく、色々な色彩や斑紋といったその動物を表す部分です。

綿毛は刺し毛の下に生えている短く柔らかい毛のこと。極めて細く密生しているので

空気の層が出来、体温の発散を防ぎ、防寒の役目を果たします。

毛皮の良し悪しはこの綿毛の密生の度合いによって決まるとも言われています。

 

 

毛皮の特性

毛皮が2000年もの昔から現在に至るまで、いつの時代も人々に使われ続けてきたのには、やはりそれだけ優れた特性を持っているからに他なりません。

 

①保温力・耐水性・通気性に優れている 

実用的な特性として、保温力が抜群に優れており、防寒用には最高だと言うことで    す。毛皮が防寒に優れている理由として、刺し毛と綿毛の二重構造により暖かい空気  が層をなしていることが大きな役割を果たしています。また毛皮は本来動物の身体を一生守るものですので、その耐久性も非常に優れていることがうかがえます。実際、しっかりとケアをしていけば、いつまでも使い続けることが出来ます。

②感触と光沢

天然素材ならではの柔らかな感触、そして立体的な光沢。人工的には決して生み出すことの出来ない貴重な素材。また毛皮は土に還る素材であることから、近年地球環境保全やエコの観点からも、非常に最適な素材と言われています。

③最後まで使い切る

同じ種類の皮を継ぎ足したり、他の素材を加えたりするサイズ直し、リフォームに加え、コートをストールやバッグなどまったく別のアイテムに仕上げることも可能です。